komugi_haru_M’s blog

三浦春馬君への気持ちをただ書かせていただいています🌟

世界一のローラ

 

『キンキーブーツ』

 

私のこの記事を昨日から書き始めていて

今日の午後に春馬くん公式Twitterで キンキーブーツの特別映像がYouTubeで公開される報告がありました。

完成したんだ! 良かった!

ブロードウェイ キンキ―ブーツカンパニーの皆様に心から感謝したいです。

 

映像はこちらにも一番最後に載せさせていただきます。

 

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そして

春馬くんといえば ローラ。



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各国、ローラを演じる人はいますが 春馬くんのローラは 美しくて 輝かしくて 力強くて…

世界一のローラだと思います。


私は初演の2016年8月と2019年5月の再演に観に行くことが出来ました。共に東急シアターオーブ

2回、観劇出来たことは本当に幸運なことだと思っています。

 

記憶をたどって…。

 

♢まずは あらすじ♢公式より

 

イギリスの田舎町ノーサンプトンの老舗の靴工場「プライス& サン」の4代目として産まれたチャーリー・プライス(小池徹平) 。彼は父親の意向に反してフィアンセのニコラ(玉置成実) とともにロンドンで生活する道を選ぶが、その矢先父親が急死、 工場を継ぐことになってしまう。

 
工場を継いだチャーリーは、 実は経営難に陥って倒産寸前であることを知り、 幼い頃から知っている従業員たちを解雇しなければならず、 途方に暮れる。従業員のひとり、ローレン(ソニン) に倒産を待つだけでなく、 新しい市場を開発するべきだとハッパをかけられたチャーリーは、 ロンドンで出会ったドラァグクイーンのローラ(三浦春馬) にヒントを得て、危険でセクシーなドラァグ・ クイーンのためのブーツ“キンキーブーツ”をつくる決意をする。

チャーリーはローラを靴工場の専属デザイナーに迎え、 ふたりは試作を重ねる。 型破りなローラと保守的な田舎の靴工場の従業員たちとの軋轢の中 、 チャーリーはミラノの見本市にキンキーブーツを出して工場の命運 を賭けることを決意するが…!

 

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♢2016年  囲み取材の様子♢

 

ドラァグクイーンのローラを演じる三浦は、 ボディラインがはっきりわかる真っ赤なミニのワンピースに12セ ンチのハイヒール姿。「まずは、 春馬の変わりっぷりに皆さん相当驚かれると思います」 と小池が笑顔で語ると、三浦は「 毎日ヒールを履き続けてきたので、 ヒールを履く筋肉になりつつあるんじゃないかな。 専属トレーナーさんに『ヒールを履いているお尻になってきたね』 と言われた」と答えつつ、自慢の脚線美をアピール。小池もそんな三浦に対し「 なんかどんどん女性に見えてきて変な錯覚を起こしそう。 目力が強いので、ぱっと見られたときに『あっ… そんな目で見てんじゃねーよ』って思いますね」と笑い返す。

  ドラァグクイーンの役作りがプライベートに影響を及ぼしてないか ?との質問に、三浦は「女性の動きに目が行くことが多くなった。 洋服を買いに行くと、 試着して鏡を見るときに普通ならただ立ってチェックするくらいな のに、今は男ではやらないポージングをしてしまう」 と暴露すると、小池が「普通にちょっと写真を撮って! ってときもローラになっているときがあるよ!」 とさらにツッコんでいた。

どうしても三浦のビジュアルの話になりがちの会見だったが、 舞台の内容について話が及ぶと、 2013年にブロードウェイで本場の「キンキーブーツ」 を観てきた三浦は「 この役をやってみたいという夢がついに現実になって本当に嬉しい 。演出家さんたちは、 役の気持ちの部分から丁寧に教えてくださったし、 細かい心の機微も教えてくれたので、 毎日感動しながらやってこれた」と満足げ。小池も「 この舞台はライブのように、 声出して手を叩いて楽しんで観てほしい舞台です」 とこれから劇場に足を運ぶ観客に向けてメッセージを送っていた。

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♢2019年 囲み取材の様子♢

 

準備をしっかりと行い作り上げたカンパニーとあって、小池は「ようやく皆さんに見ていただける」とし、三浦も「素晴らしいのができあがったと思います」と共に胸を張った。初演のときは少々気恥ずかしそうにしていた三浦だったが、今回は堂々とした立ち居振る舞い。慣れたのかという記者の質問に、三浦は「ですかね?(笑) この扮そうができることにやはり喜びがありますし、自分の誇りにも思います。『キンキーブーツ』があったからか、すごくオープンになったのはあると思う」と、特別な作品となったと思いをみなぎらせた。

 「半年間、計画的に作ってきたつもりです」と言う三浦の体は、役衣装により大きく露出されており、引き締まったマッスルボディがお目見え。ジェリーが「This body? エクセレント!」と目を丸くして褒めれば、三浦は「以前は割と筋肉質な大きな体を目指していたんですけど、今回は美を追求したというか(笑)。曲線をキレイに見せるための準備をしてきたつもりです」と、前作とは違う肉体を目指し、徹底的なトレーニングと食事制限を行ったという。

 注目ポイントは「春馬ですよ!」という小池だが、小池も「自分的には体重を増やして臨んだんですけど、1ヵ月半の稽古で4キロ減って…すごいスタミナを使うので、トライアスロンをやっているみたい(笑)」と三浦と微笑み合う。家庭ができたので安心かという記者の問いには「そうですね、ありがとうございます」と、ここでもニコニコと微笑み、円満さもうかがわせていた。

 

 

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♢インタビュー 記事 2016年♢

 

2013年のトニー賞で13部門にノミネートされ、作品賞など6部門を受賞した大ヒット作『キンキーブーツ』。三浦春馬さんは同年、ニューヨークでこの舞台を観劇し、大きな衝撃を受けました。

 

三浦:ローラは登場した瞬間から圧倒的な存在感と歌唱力で観客を惹きつけます。本当に素晴らしいキャラクターで、日を増すごとに「あのローラを演じたい!」と思うようになりました。今までこんなにパワフルでインパクトの強い役どころはやったことがなかったし、振り切った役どころはいつか挑戦したいと思っていました。ローラはドラァグクイーンとして美を追求し、その中で一番になりたいというポリシーやプライドを持っています。その内面もどんどん掘り下げたいし、どの角度から見ても素晴らしくキレイなローラでありたい。ひとつのアートとして見ていただけるような、そんなアプローチをしていきたいです。

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イギリスの田舎町にある老舗靴工場の跡取り息子、チャーリー・プライスを演じるのが小池徹平さん。父が急死し経営難の工場を継ぐことになったチャーリーは、ロンドンで出会ったローラにヒントを得てドラァグクイーンのためのセクシーな“キンキーブーツ”を作る決意をします。

 

小池:台本をいただいてから役をもっと深く追求していきたいと思っていますが、映像を観たり楽曲を聴いたりしている段階では、チャーリーは結構繊細な人間だなと思います。彼がローラと出会って人間的に変わっていく姿、心情の変化が歌の中に表れています。職人たちがずっと紳士靴を作っていた工場で、新しいチャレンジをしていく。彼は人生の転機というぐらいのすごい賭けに出る、大胆なところも持ちあわせています。支えてくれる周りの人々と関係を築いてく芝居なども興味深く、早く演じたいですね。

 

シンディ・ローパーが全曲作詞作曲をこなした音楽の力強さも大きな魅力。三浦さんは先頃、ニューヨークでシンディからレッスンを受け、ロサンゼルスでは演出・振付のジェリー・ミッチェルとも顔を合わせました。

三浦:ジェリーさんからは「春馬は春馬なりのローラを演じてくれればいいよ」という力強い言葉をいただき、少し肩の荷が下りたのですが、歌やダンスに関しては本国のチームに負けないよう努力を積んでいきたいです。この作品の一番の魅力は楽曲の力強さ。観終わった後も耳に残る素晴らしい曲を、シンディ・ローパーさんが作られています。さらにこの作品が持つメッセージ性も魅力。“他人を受け入れれば自分が変わる”“自分が変われば世界が変わる”というすごくキャッチーな、みんなに受け入れられやすい永遠のテーマを強く感じます。

小池:楽曲は全部聴いたのですが、ポップでパワフルな曲ばかりで音楽的にすごく格好いいと思いました。ただ僕は高いキーの歌に悩まされそうだなぁというちょっとした不安とワクワクがあります(笑)。チャーリーは人生に悩みながら人生を再建し、成長していく。そこに歌が入ってくるわけで、作品のパワフルさ、トニー賞をとった熱を日本版でどうお客様に伝えられるのか。相当練習しないといけない大変な役だと思うので、今はそれに耐えられる基礎体力の維持、身体作りをしているところです。

三浦:来日版は歌も踊りもすごくレベルが高いと思います。僕はロサンゼルスで、(来日版でローラを演じる)ハリソン・ジーさんの舞台を観ましたが、190㎝を越える彼がキンキーブーツを履いて登場すると、その存在感は凄まじいものがありました。もちろん歌もそうですし、嫉妬を覚えるぐらい素晴らしいローラで、本当にパワフルで見応えがあり、どのシーンも圧倒されました。その素晴らしいキャスト陣が日本にやって来るので、僕たちも一生懸命頑張って作品が持っている重要なテーマや高揚感を日本の皆さんに届けたいです。例えばチャーリーは、父に敷かれたレールがイヤで違うことを目指していたけど、熱意を注げられなかった。そんな中で父の急死により靴工場の従業員たちを養っていくことになり、「どうやってこの先生きていけばいいんだろう」と思っていたときに、ローラからヒントをもらうんです。ローラもチャーリーもそうやって悩み抜く。この作品は最初から最後まで、“他人を受け入れてどんどん成長していくサクセス・ストーリー”なんです。各々が違うサクセス・ストーリーを持っている。そこを日本語で深く理解していただけたらいいなと思います。

 

アメリカで本場の洗礼を受けた三浦さんから出てくる言葉は、どれも熱い。そんな三浦さんに期待の目を向けるのが小池さん。とてもいいコンビぶりです。


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小池:僕が思うに、日本版の魅力はまず春馬のドラァグクイーン役だなとすごく思います。実際にブーツを履いて一緒に撮影もしたけど、存在がよりでかくなるんですよ。もう見上げると首が痛いぐらいに(笑)。彼も今身体を鍛えているし、ウィッグとかをつけると見た目のインパクトからすごいはず。日本のお客様は一瞬「誰だろう?」と思うぐらい変化があると思います。もちろん日本語で演じるので皆さんにも分かりやすく伝わるだろうし、素直に楽しんでもらえると思います。

「今、稽古のためにヒールを買って履かれているそうですね」と話を振ると、三浦さんはこんなエピソードも披露。

三浦:主に家の中で履いています。日常生活では常につま先立ちになるわけで、「こういう動作が辛いんだな」というのをつかむためにも日々履いています。日本ではまだハイヒールで出歩いたことはないのですが、ニューヨークでは夜な夜なドラァグクイーンの格好をして、友達と一緒にパーティーへ行ったことがありました。何の役に立つのか分からないけれど、やってみるのとやってみないとでは違うかなと思って。楽しかったです(笑)。

このエピソードには小池さんもびっくりした様子で笑っていました。最後に改めて抱負を語りました。
小池:公演を重ねてパワーアップし、二人の信頼関係も芽生えて熱いミュージカルをお見せできると思うので、ぜひ楽しみにしていてほしいです。

三浦:煌びやかなショーという瞬間もあるのですが、すごく心温まるシーンがいくつも用意されている作品です。例えばチャーリーとローラの友情が芽生えるときのナンバーも素晴らしいですし。ジーンとくるストーリーなので、そこをしっかり届けられるよう作り上げて、皆さんの前に現れたいです!

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開演

 


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ローラの初登場シーンのナンバー

♪「LAND OF LOLA~ローラの世界~」

劇場内がどよめいた。

華やかで美しいローラ。

瞳、腰、指先、ピンヒールの爪先まで力強くてセクシーで。

これが春馬くんなの?

客席へ「どう?見て!」と言わんばかりの視線を送り…鳥肌なんてものではなかった。

美しく 素晴らしすぎて 。

 


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ローラとエンジェルスが舞台に登場するとワクワクするしその魅力に引き込まれます。

♪「Sex is in the heel (SEXはヒールにある)」

手が取れるんじゃないかと思うくらいにキレッキレに踊るローラの春馬くん。

 

 


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中盤、春馬くんが男に戻って。

こちらもやはり素敵。

ドラァグクイーンとしての華やかな魅力を演じるだけでなく そのうちにあるサイモンという青年としての弱さをしっかりとお芝居で見せてくれる春馬くん。

♪「 NOT MY FATHER’S SON~息子じゃないの~」の時の繊細な表情はローラとは全く別人。

あなたはどれだけ素晴らしいの。


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↑2016年

                どちらも「キャー!」となりました。

↓2019年
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ドンと賭けボクシングのシーンでわざと負けるローラ。
「だって私が勝ったら、ドンは仕事場に行きにくくなるでしょ」と優しいローラ。

傷ついたぶんだけ人に優しくなれるのね。

 

 

 

 

そして圧巻のローラの歌声f:id:komugi_haru_M:20201027220829j:image

♪「Hold Me In Your Heart (心で抱きしめて)」

プロボクサーだった父に「男らしくあれ」と育てられたローラ。しかしその父の気持に背き「自分らしくあろう」と生きてきたローラは父親への愛情の板挟みに葛藤を抱えています。

そんなローラが父親の入所する故郷の老人ホームで行う慰問公演。ありのままの感情を歌い 父親と気持ちを心通わせていきます。

「心の中で抱きしめて」
「ただ、ありのままの私を」
「過ちさえ愛している」

内側からあふれる優しい強さに圧倒され 魂の歌声に涙がとまらなくなるシーンです。

 

 

 

 

6つのステップ


1.真実を追いかけること

2.新しいことを学ぶこと

3.自分を受け入れ、他人を受け入れること

4.愛を輝かせること

5.プライドを掲げること

6.自分が変われば世界が変わる

 

心の中に春馬くんと共に刻みます。

 

 

 


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約2時間の公演の中にどれだけあの舞台に魂が込もっていたのでしょうか。

どれだけ努力して向き合ったらあの素晴らしいローラが生まれるのでしょうか。

私なんかが知り得ることではないけれど 想像をはるかに越える努力をしていたはずなのです。考えただけで涙が出てきます。

春馬くんは最高の表現者

 

キンキーブーツを観劇した 渡辺 謙さんが言われていました。

「キンキーブーツのローラを演じる日本人の俳優が出てくるとは思わなかった。僕の背中を飛び越えて世界に出ていくのは三浦 春馬だ。」 と。

 

春馬くん、「イリュージョニスト」の後は世界に飛び出していたはずです。

 

 

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誰からも愛されていた春馬くん。

温かいメッセージ。

春馬くんの人柄がいかに素敵なのかが わかります。

 

ブロードウェイ キンキーブーツ カンパニーの皆さま

ありがとう。

 


Kinky Boots Haruma Miura Tribute movie - YouTube